赤ちゃんオランウータンの「里親」になったフレンチブルドッグ – 動物園の実話

フレンチブルドッグは人間だけでなく、ほかの動物にも深い愛情を注ぐことがあります。
イギリスの動物園で、母親に見捨てられた赤ちゃんオランウータンの「里親」になったフレンチブルドッグの実話を紹介します。
母親に見捨てられた赤ちゃんオランウータン
2009年、イギリス・レスターシャーにあるトゥイクロス動物園で、1頭の赤ちゃんオランウータンが母親に育児放棄されてしまいました。
名前はマローン。生まれたばかりの小さなマローンが生き延びられるかどうか、動物園のスタッフは心配していました。
9歳のフレンチブルドッグ「バグジー」が里親に
そこで白羽の矢が立ったのが、動物園で暮らす9歳のフレンチブルドッグ「バグジー」でした。
バグジーはそれまでも、動物園で親を失った動物たちの面倒を見てきた「ベテラン里親犬」。マローンの世話も引き受けることになりました。
ちなみにバグジーとマローンという名前の組み合わせは、ミュージカル映画『バグジー・マローン』にちなんだもの。動物園ではバグジーは「ベビーシッター」、マローンは「みなしご」というニックネームで親しまれていました。
一緒に眠り、一緒に遊んだ日々
バグジーとマローンはすぐに打ち解け、大親友になりました。
- バグジーはマローンにべろべろとキスをするのが日課
- 2匹は寄り添って一緒に眠った
- マローンが大きくなるまでバグジーがずっとそばにいた
種族を超えた友情の姿は、多くの人々の心を温めました。
マローンのその後
マローンが十分に成長すると、動物園の他のオランウータンたちの群れに合流。バグジーのもとを”卒業”しました。
フレンチブルドッグの持つ愛情深さ、穏やかさ、そして人(動物)懐っこさが、種を超えた子育てを可能にしたエピソードです。
フレンチブルドッグが「ベビーシッター犬」に向いている理由
このエピソードは偶然ではありません。フレンチブルドッグにはベビーシッター的な気質があると言われています。
- もともと愛玩犬として改良された犬種で、攻撃性が低い
- 人や他の動物との距離が近い…… 膝の上に乗りたがるほどの甘えん坊
- 無駄吠えが少ないため、赤ちゃんや小さな動物を怖がらせにくい
- 体が小さく、動きもゆったりしているので、小さな生き物にとって安心感がある
闘犬の血統を持つブルドッグの子孫でありながら、こんなにも優しい存在になったフレンチブルドッグ。その進化の歴史が、バグジーとマローンの物語に凝縮されています。
まとめ
- 2009年、イギリスのトゥイクロス動物園で赤ちゃんオランウータンが育児放棄された
- 9歳のフレンチブルドッグ「バグジー」が里親として世話を引き受けた
- 2匹は一緒に眠るほどの大親友になった
- マローンは成長後、オランウータンの群れに無事合流
フレンチブルドッグの愛情は、種を超える…… そんなことを教えてくれる心温まるエピソードです。

