顔のシワは「返り血」を避ける名残
フレンチブルドッグの愛らしい顔のシワは、単なる見た目の特徴ではなく、実は祖先の闘犬時代の知恵が詰まっているんです!
なぜそうなのか
フレンチブルドッグの顔のシワは、そのルーツを辿ると、19世紀のイギリスで闘犬に使われたブルドッグにその起源があります。当時の闘犬は、相手を噛み付いて倒す非常に残酷なものでした。ブルドッグは、相手を捕らえ、逃げ出させないために、頑丈な体と顎の力が必要とされました。
しかし、噛み付いた際に相手の血が目に入ると、視界が遮られ、動きが鈍ってしまうという問題がありました。そこで、ブルドッグの顔の皮膚が深く折り重なるシワが、溝のような役割を果たし、相手の血が目に入るのを防ぐという機能を持っていたのです。この溝は「返り血(ヘム)」を防ぐための巧妙な仕掛けだったと言われています。フレンチブルドッグは、ブルドッグと様々な犬種を交配して作られたため、この特徴を受け継ぎ、現代にまで受け継がれているのです。
フレブルオーナーが知っておくべきこと
フレンチブルドッグのシワは、その歴史を物語るユニークな特徴です。シワの奥は汚れが溜まりやすく、皮膚炎の原因となることがあります。そのため、お風呂上がりや、食事の後に、清潔な濡れタオルで優しく拭いてあげるのがおすすめです。特に、皮膚の折り畳み部分(皮膚褶(けっぴょう))は念入りにケアしましょう。また、シワの間に異物(草や砂など)が挟まっている場合もありますので、定期的に確認し、取り除くようにしましょう。シワのケアを怠ると、細菌感染症を引き起こす可能性もあるので、日頃からの注意が大切です。

