「グレインフリー」フードで心臓病リスクが上がる?
「グレインフリー」と謳うペットフードが、実はフレンチブルドッグの心臓病リスクを高める可能性が浮上しています。愛犬の健康を守るために、フード選びを改めて見直しましょう。
なぜそうなのか
近年、米国のペットフード管理庁(FDA)が、豆類や芋類を主原料とする「グレインフリー」フードと、拡張型心筋症(心臓の筋肉が拡張し、心臓のポンプ機能が低下する病気)の発症との関連性を調査しています。
グレインフリーフードは、穀物アレルギーを持つ犬のために開発されましたが、その主原料であるレンズ豆、エンドウ豆、ジャガイモなどの植物性タンパク質や炭水化物に含まれる成分が、一部の犬種で心臓に負担をかけていると考えられています。特に、タウリン(心臓の機能を正常に保つ栄養素)の吸収阻害や、消化器系への影響などが懸念されています。
フレンチブルドッグは、短頭種(鼻が短く、呼吸が苦手な犬種)であり、心肺機能に負担がかかりやすい犬種です。そのため、フードに含まれる成分の影響を受けやすい可能性があります。
フレブルオーナーが知っておくべきこと
愛犬のフード選びは、安易に「グレインフリー」を選ぶのではなく、成分表示をしっかりと確認しましょう。タウリンが十分に配合されているか、また、獣医さんに相談して、愛犬の健康状態に合わせたフードを選ぶことが重要です。
もし、愛犬が呼吸困難、咳、運動時の疲れやすさなどの症状を見せたら、すぐに獣医さんに相談し、心臓の検査を受けることをお勧めします。フードの変更だけでなく、定期的な健康チェックで、早期発見・早期治療に繋げましょう。

