室内飼いに特化した「都市型」の犬
「都市型犬」と呼ばれるフレンチブルドッグ。実は、その体質と性格が、都市生活に非常に適応しやすいように進化してきたのです。
なぜそうなのか
フレンチブルドッグ(フレブル)は、もともと19世紀後半にイギリスで、イングリッシュ・ブルドッグと様々な小型犬を交配させて作られた犬種です。当時は闘犬に使われていましたが、その激しい闘争本能を抑えるために、意図的に吠えにくく、攻撃性が低い個体が選ばれてきたと言われています。(闘犬:犬同士を戦わせる娯楽。現在は禁止されています。)
また、短頭種(ブラキシーノス犬種:鼻が短く、顔が平たい犬種)であるため、呼吸器系が特徴的で、激しい運動をしても疲れにくい体質です。(短頭種:ペキニーズやパグなども含まれます。)
さらに、コンパクトな体格と、比較的穏やかな性格も、マンションなどの限られたスペースでの生活に適しています。吠えにくいため、近隣への騒音トラブルも起こりにくく、都市部での共同生活をスムーズに進めることができるのです。
フレブルオーナーが知っておくべきこと
フレブルが都市生活に適応しやすい体質を持つということは、飼い主にとってもメリットとなります。しかし、短頭種であるため、呼吸器系の疾患には注意が必要です。特に夏場は熱中症になりやすいので、涼しい環境を心がけましょう。
また、運動不足になりがちなため、室内での遊びや短い散歩でも、定期的な運動をさせるように心がけましょう。フレブルの穏やかな性格を活かして、マンションの共有スペースや近所の公園で、他の住民や犬たちと交流するのも良いでしょう。